「ちゃんとわかるようになっている」その言葉が嬉しくて

パッチワーク教室

今日のレッスンには、指を負傷されてしばらくお休みされていた真知子さんが、久しぶりに参加してくださいました。

今日はお休み直前に作ったお帽子のサイズ直しと

次のマダム帽子の型取りをしました。

お休みの間も、何かできることはないかなと図書館で手芸の本を借りて、小さなものを作ってみたりしていたそうです。

「作りたい」という気持ちが、ちゃんと続いていたことが嬉しいですね。

そんな真知子さんが、今日こんなお話をしてくださいました。

教室に通う前は、手芸本を見ても、書いてあることがよくわからない。
「これって、どうやって作るの?」と。

でも今は違う。

本を見れば、作り方が想像できるようになった。

型紙を取る場面でも以前なら、

「型紙って、どうやって取るの?」

とつまづいていましたが、

「あ、そうだ!カレンダーで取ればいいんだった!」

と、すぐに思い出して制作に取り掛かることができました。

今は、自分で考えて、知っている方法を思い出して、次の作業へ進める。

これは、教室で一つひとつ覚えてきたことが、ちゃんとご自身の力になっているということ。

「先生に教えていただいたことが、ちゃんと実になっているんだなって実感しました」

そう話してくださった真知子さん。

その言葉を聞いて、私もとても嬉しくなりました。

技術を覚えることはもちろん大切。

でも私が教室で大切にしているのは、ただ「言われた通りに作れるようになる」ことではありません。

本を見たときに、

「これなら作れそう」

「ここは、こうすればいいんじゃないかな」

と、自分で考えられるようになること。

そして、わからないことがあっても、そこで手を止めるのではなく、「今まで教えてもらったことの中に、答えがあるかも」と考えられるようになること。

そんな小さな積み重ねが、いつの間にか「自分で作れる」という自信につながっていくのだと思います。

生徒さんの作品が完成していくことももちろん嬉しいけれど、

「前はできなかったことが、できるようになった」

「以前ならわからなかったことが、今はわかる」

そんな成長を、ご本人の言葉で聞かせてもらえる瞬間は、講師をしていて本当に嬉しいものです。

真知子さん、おかえりなさい。

また一緒に、少しずつ作っていきましょう。


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